あなたは子供の時、
お手伝いをしてきましたか?
もしくはさせられてきたでしょうか?
今、お子さんがいらっしゃるご家庭では
どうでしょう?
「お風呂掃除をしてもらう」
「食器を洗ってもらう」
「兄弟で当番制でしてもらってる」
そんなご家庭も多いでしょう(゚∀゚)
お手伝いはいい事!です。
とは、言いきれない私・・(^_^;)
いや、正しいお手伝いはいい事なんだけど、
たまに親がお手伝いを履き違えてるのでは
ないかと思って。
子供の頃から思っていました・・
あの有名な
「子供4人を東大に合格させた」
佐藤ママが言ってたんですが、
「お手伝いからは何も学ばない」
「子供の事はすべて私がやる」
これには賛否があり、
いや、「否」の方が多かったんじゃないかと・・(^_^;)
私はここまでは思いませんが
少しだけわかる気がするんです。
まぁ、佐藤さんのお子さんは
みんな東大だからそのくらいやらないと
いけなかったのかもしれないし、
自分の子供と比較はとうてい出来ないですが・・・
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Contents
お手伝いの効果
お手伝いのメリットは
・責任感がつく
・自立につながる
・考える力がつく
・社会性が持てる
・親子のコミュニケーションがとれる
など、こうやってみてみると
いい事しかないように思えますが、
みんながみんなそうではない、きっと。
私は娘には基本
お手伝いはさせてなく
もちろん、本人がやりたいって
言ってきた時だけお願しています。
お手伝いをさせない理由
今の子供は忙しいですよね。
宿題も多いし、塾や習い事で
子供達は一日のうちに結構体力使っています。
うちの娘もそうで、
宿題・進研ゼミ・ピアノと
一日のうちでやることがいっぱいです。
そんな中で子供にもし
「あれ手伝って、これ手伝って」なんて
言おうもんなら必ず
「え~~~~~(-_-)」な顔をされます。
するとどうでしょう。
このあとまだまだやることがある
子どもにとって
しかも、宿題や塾、ピアノの練習など
ほんとならやりたくない事が山ほどあるのに
ここでお手伝いが入っちゃったらきっと
すべてのモチベーションが下がってしまう(‘A`)
と、私は考えるわけです。
もちろん、これが正しいとは言いません(^_^;)
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私自身、強要されてきたお手伝い
私は3人姉妹で育って
家には父方の祖母もいました。
家族もまぁまぁ多いし、
母も仕事をしていたため、
子供がお手伝いをするのは
当たり前の雰囲気の家庭でした。
私は中学生になってからなのですが
妹はまだ小学生。
そのお手伝いの内容は、
姉妹で決まった曜日に
晩ごはんのお片づけ(食器洗い)
姉妹で決まった曜日に
お風呂掃除
というものでした。
かなりハードなお手伝い。
家族6人分の食器を洗うのって
子供にとってはキツイです。
まぁ私は勉強は全然していなかったけど
部活はしていたし、体はクタクタでした。
お手伝いをしないといけない曜日は
朝からブルーな気持ちになり、
何となく楽しくない日でした。
当然、晩ごはんも美味しい気持ちで
食べる事はなく、
内心
「こんなにいっぱい食器使うなやーヽ(`Д´)ノ」
なんて思っていました。
料理も経験ないのに
食器洗いって本当に楽しくない。
一番イヤだったのが
母がその間、何をしていたかというと
長電話です・・・(-_-メ)
台所に壁掛け電話があって
椅子に腰かけ、毎日毎日友達と
しょーもない話しをしながら
品のない笑い方をしながら電話してました。
それが本当にイヤでイヤで。
ある意味トラウマです(-_-)
強要され続けた結果
次第に、やっぱり姉妹でばらつきが出てきて、
妹は小学生だから、やっぱりキツイし
「一番上のお姉ちゃんは小学生の時には
やってなかったじゃん。」
とか、
姉は受験の時期で出来ないとか
出てきて結局やらなくなっていました。
なので、馬鹿正直な私だけ
イヤだったけど決まった曜日には
頑張ってやってました。
しかし!
母はそれをまったく
覚えてなかったのです。
「お姉ちゃんはよくしてくれてたと思うけど
あんたやってた?」だって。
そりゃ、子供が必死に食器洗ってる間に
長電話で盛り上がってたんだから
見てないわな。
言われたとたん、色んな感情が湧きあがってきて
母に色々と言ったとのを覚えています。
そうだった、この家はお姉ちゃんが一番だった。
私が必死に何をやろうが、母には何にも残らないんだったわ・・
そんなこんなでお手伝いは私にとって
イヤな思い出しかなくトラウマにも
なってる(^_^;)
あ、何かスミマセン・・愚痴が多くなってる・・
もちろん、お手伝いを否定しているのではなく
強要するならするでちゃんと見守って
認めてあげる事が必要だと感じるのです。
「助かった(゚∀゚)」
「ありがとう(゚∀゚)」
など、一言言ってあげれば
いいと思うんです。
それだけで子供はお母さんの役に立てたと
自信にもつながるのではないでしょうか。
姉が子供に同じ事してた
姉には3人の子供がいるのですが、
長男・長女・次女 の3人。
もう長男は大きいのでうちには遊びに
来ませんが、長女と次女はよくうちに
泊まりにきたりします。
その時に言ってました。
「家でのお手伝いが多すぎる」と。
食器洗いはないものの
当番制でお風呂掃除をしている。
洗濯物を畳む。
あとは、自分のもの、
例えば上靴や靴も自分で洗っているそう。
聞けばそんなには多く感じられないのだけど、
子供にとっては他にもやることがたくさんあるので
多く感じるのではないかな。
しかもそれに加え、姉は子供に
成績が上がる事を望んでいます。
成績が上がる事を望むのは
親なら誰しも願う事なんだけど、
私からすると、それだったら
勉強に集中できるよう親が環境を
整える事が優先なんじゃないかと。
「お手伝いは当たり前」
「勉強もしっかりしなさい」
そりゃね、出来る子もいますよ。
難なくこなす子。
でも、出来ない子もいる。
確かに姉は仕事が忙しく、
時間も少ないけれど、
子供がやってなかったら
怒るので子供も余計イヤになる。
かつての私のように
見守られてもないし
感謝もされてない。
これじゃあ、何をやるにもモチベーション
あがりません(^_^;)
まぁ、人の家庭に意見する必要もないので
言ってはいませんが。
まとめ
何度もいいますが、私は決して
お手伝いを否定しているわけではありません
親が楽をするために
子供にさせるのではなく
お手伝いをさせるなら出来るだけ見守って、
その場にいられなくてもちゃんと感謝の言葉
を言う事が大切ですヽ(^。^)ノ
そこで初めて
お手伝いに関しての「メリット」
が
生まれてくるのです。
「お手伝いをさせないと
将来何も出来なくなる」
といった心配はまったくいりません。
私もそうでしたが、
親が体調不良とか、本当に大変そうだったら
自分から進んでお手伝いするものです。
大人になると
イヤでもやらなくちゃいけないんだから
今は、子供がやるべき事を優先して
過ごす事を個人的におススメしますヽ(^。^)ノ
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